カウンセリング

カウンセリングとは

カウンセリングとは、
専門的知識や技術を習得したカウンセラーが、
相談者と対話を通じて、相談者の抱える悩み、困りごとを
相談者自身が解決するサポート行うものです。

英語でcounselingは「相談・助言」という意味を持っております。
相談者がカウンセラーとの対話を通じて、
自身の抱える悩みや辛さの解消を目指すプロセスです。

カウンセラーが相談者へアドバイスをするのですが、
それだけではないという事です。

相談者とのコミュニケーションを通じて、
相談者が自身の抱える問題に対する気づきを得たり、
理解を深めたり、行動変容したりすることへの手助けが基本となります。

相談者が自身で判断⇒決断⇒行動というプロセスを選択することを
遮ったり否定することなく、常に受容的・共感的な態度で受け止めます。

カウンセラーの資格について

カウンセラーの持つ資格には医師免許のように統一されたものはありません。
ちなみに以下のような種類があります。

・臨床心理士(日本臨床心理士資格認定協会)
・産業カウンセラー(日本産業カウンセラー協会)
・日本カウンセリング学会認定カウンセラー
・公認心理師(国家資格)

もっとも知られているのが「臨床心理士」です。
僕が持つ資格は産業カウンセラーになります。

カウンセリングが受けられる場所とサービス

一般的に成人の方に対して心理カウンセリングを行っている場所は以下の通りです。

・企業の産業医がいる「医務室・保健室・カウンセリング室」など
・精神保健福祉センターや保健所の「精神衛生相談室」
・医療機関の「精神科・心療内科」
・カウンセラーが個人で運営するカウンセリングルーム
・民間企業や団体が提供するカウンセリングサービス
・ハローワークや障害者職業センター

※僕が行っているのは、「カウンセラーが個人で運営するカウンセリングルーム」です。

またカウンセリングには、下記のような3つの形態があります。

・個人カウンセリング
・グループカウンセリング
・インターネットによるカウンセリング(eラーニングなどのオンライン、メール、SNSなど)

※僕が行っているのは、オンラインでのビデオ通話やLINEによって
カウンセリングサービスを提供しています。

カウンセリングを受ける際には、基本的に事前の予約が必要になります。
また、カウンセリングの形態や継続性については、それぞれ異なります。

カウンセリングを受けたい場合は、まずは身近な実施場所に
問い合わせてみるのがオススメです。

最近のカウンセリングサービスは
企業など民間の組織が主体となって提供しているケースが主流です。

ただ、民間といっても医療機関と同様、
臨床心理士産業カウンセラーをはじめとした
専門のカウンセラーが対応するものが多数です。

カウンセリングの料金は?保険は適用される?

カウンセリングと聞くとお値段が割高というイメージがあると思います。
ただし、医療機関でカウンセリングを受ける場合は、保険適用もあります。

医療機関で行われるカウンセリングには大まかに以下の3パターンがあります。

・保険診療内で行われるカウンセリング
・医師による自由診療でのカウンセリング
・カウンセラーによるカウンセリング

このうち保険診療内で行われるものに関しては保険適用となります。
その他の場合は保険が適用されず全額自己負担となります。

医療機関以外で行われる民間のカウンセリングについては、
それぞれ個別のサービス料金が設定されています。

カウンセリングの内容と目的

カウンセリングのコンセプトは対話を主体として進めていきます。
通常は1対1での対話が中心ですが、カウンセラーの判断、本人の希望等で
家族などの第三者に同席してもらうことも可能です。

(僕も自衛隊を免職になった時は、妻と一緒にカウンセリングを受けました。)

カウンセリングは基本的に次のようなプロセスで行われます。
相談者(困りごとの内容や今の気持ちを話す)

カウンセラー(遮る・批判する・拒否することなく受容的な態度で接する)

この繰り返しが相談者の抱える問題を掘り下げる事ができ、
根本的な解決につながる気づきを双方で探していきます。

なので、カウンセリングによる助言や具体的な指導は、どの程度行うか?
等の判断は、その時の症状や心理療法の種類によって異なります。

相談者自身が自分のことを話していく中で
新たな気づきや自己肯定感を得たり、
とらわれていた考えから開放されたりするなど、
自発的な変化がカウンセリングの目的です。

また、カウンセラーには厳格な守秘義務があります。
たとえ本人の家族であってもカウンセリングで交わされた会話を
決して明かすことはありません。
つまり、安心してカウンセラーに話す事ができます。

またカウンセリングにはさまざまな種類がありますが、
症状に合わせてカウンセリングを受けることが大切です。

例えば、うつ病、社交不安障害、パニック障害、強迫性障害、PTSDなどの場合には、
認知行動療法が効果的だと言われています。

どんなときにカウンセリングを受けるべき?

カウンセリングは必ずしも
精神疾患の治療としてのみ行われるものではありません。

医師の診断を受けていなくとも、日常で抱える不安や、
誰にも話せない悩みを打ち明ける場として活用することができます。

主治医がいる場合はその判断を仰ぎ、
医療機関にかかっていない場合にはカウンセリングを行う機関に対して
自分の精神状態や困りごとを伝え、受けても大丈夫かどうかを確認すると良いでしょう。

カウンセリングの期間

カウンセリングは1回で終わる場合もあれば、
年単位で時間が必要な場合もあります。

カウンセリングを続けるかどうかの意思決定は
相談者に委ねられているため、

自分で終わりにしたいと思えば終わらせることも可能です。

ただしそのタイミングで終わらせて良いかは
カウンセラーの意見を聞いてから判断するのが良いと思います。

また、カウンセリング自体エネルギーが必要となります。
できれば、継続的に行ない根本的な悩みを取り除くことが
おすすめですが、大抵の方は途中でやめてしまう事が多いです。

ちなみに、軽度のうつと診断された人に初期治療として
約4〜6回の心理療法などのカウンセリングを行ったところ、
半年後には約60%の人がうつの診断がされなくなった。

という事例から、やはり定期的なカウンセリングは必要となります。

カウンセリングの効果

カウンセリングによって期待できる効果やメリットには次のようなものがあります。

・自己肯定感や自信が生まれる。
・自分の考え方の癖や、自覚できなかった意外な長所に気づける。
・抱えている問題を整理できる。
・人とうまく付き合うための自分なりの方法を見つけられる。

などなどです。

またカウンセリングの効果は、相談者の「変わりたい、よくなりたい」という
主体的な意思が大きな効果を後押しするとも言われています。

「変わりたい」という相談者の意思とそれを信頼するカウンセラーの支援があることで、
カウンセリングにプラスの効果がもたらされます。

カウンセリングは自分の困りごとについて洞察を深め、
自分自身で折り合いをつけたり解決策を見出したりするために有用な手段です。

必ずしも治療的な意味だけでなく、誰にも話せなかった悩みを打ち明ける場としても活用できます。

もちろん話したくないことを無理に話さなくても良いですが、
カウンセラーに聞いてもらうことで自身の課題が進展する可能性も大いにあります。

カウンセリングの技法や料金なども異なるため、
自分と合ったカウンセリングを選ぶことも大切です。
また、カウンセラーが合わないと感じた場合には、変えてもらうこともできます。

一人では抱えきれないけれど、周りの人には話しづらいことを解決する手助けとして、
カウンセリングは効果を発揮してくれるでしょう。