テクニカル分析

FXテクニカル分析12選「押し目を拾う難しさと対処法」

FXでスムーズに勝とうと思えばトレンド方向にエントリーしていけば一番良いです。さらに言えば、トレンドの始まりを見極めて、トレンドの起点に乗っていけばさらに良いです。

押し目買いとは

トレンドの起点に乗り遅れた場合、次に考えることは押し目からのエントリーとなります。

下図のとおり、大きな波で上昇トレンドが出ている時、一時的に価格が下がってきて再度上昇する部分の事を押し目といいます。

詳しくはこちらを参照
→【FXロジックの基本「押し目買い」と「戻り売り」について

上昇トレンドの場合、いったんレートが下がったところから買っていくわけです。
文章にすると簡単なのですが、なかなかこれがうまくいかないという相談もたくさん受けます。

下図のとおり、結果だけを見て押し目部分に印をつけて、
「ここで買えばいいじゃん!」と簡単に言う人もいますが・・・・
そうは上手くいかないのが相場なんですよね(笑)

エントリーしようにも果たしてそこからさらに伸びていくのか?
トレンドはすでに終焉を迎えているのではないのか?
急激に下げてくるのではないか?

そういった判断ができていないんですね。
それにはまず、この押し目の部分で買い手と売り手の間にどういうことが起こっているのかを考えてみる必要があります、

考えられるのは以下のとおりです。

ポイント①
トレンドの最初からポジションを持っているが、さらい買い増しポイントをさがしているトレーダー

ポイント②
下がってきたら買おうと押し目買いを考えている、まだポジションを持っていないトレーダー

ポイント③
売りのポジションを持っていたが、レートが思惑と反して上昇してしまったため、戻ってきた(下がってきた)ところで手仕舞い(買い決済)しようと待っているトレーダー

この3パターンです

FXテクニカル分析12選「移動平均線について」でも記載しましたが、レートが移動平均線から乖離すればするほどトレンドが転換してくる可能性が高まります。
つまり押し目エントリーは危険なものになるわけです。
ならばそこでエントリーするには?

上位足へ流れが伝わったかどうか非常に重要になってきます。

ですが上位足へとトレンドが伝わったかどうかを判断するには非常に難しいものがあります。それを考える手段の一つが、先に述べた「方向と心理の一致」です。
次に上げるチャートは、上昇トレンドの最中に一度レートが大きく押して、レンジに入ってレートがさらに下がった場面です。

ここで押し目エントリーすべきか、はたまた、トレンドが終了したと判断し、エントリーは見送るべきか。

注目するポイントは、より上位足(ここでは長期の移動平均線▲)と、
それに対応した、つまり同期間に設定したオシレーターとの一致です。
当然のことながら、
この押し戻しの部分は前回よりも安値を切り上げていることが条件です。

それがなければ上位足の方向と心理の一致があってもすんなりと上げてはきません。

その後レートが中期の移動平均線●を割り込み、中期の対応オシレーターが上を向くと、
上げがほぼ決まります。(ゴールデンクロス
そして前回の高値を突破し、さらに下げ雰囲気が強くなります。

この時、バンドウォークを確認できれば、より強い「勢い」のある上げが決定します。

その間、短期オシレーター■も上げ続けており、同じく同期間設定の短期の移動平均線■との間で一致が見られます。そのため、最低でもこの一致が崩れるまではポジションを保有しておくことができます。

押し目買いの応用と決済ポイント


ここでトレンドの起点(チャート左端)からポジションを保有していた場合、「増玉」のチャンスとなりますが、ダイバージェンスを確認した時点で決済と取るか、

図には記載していませんが、短期とオシレーターに不一致が起こった時点で枚数を半分程度に下げるのも一つです。

そうすることによって、このレートがエントリー時点まで戻ったとしても利益は確保できます。

首尾よくこの場面のようにレートが再度上げ条件を満たした時点で先ほど半分にしたポジション量を元に戻すか、もう一度エントリーする形で最初の枚数を追加
つまり1.5倍の利益を見込むのもあります。

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