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人生設計としてのライフプラン
40代、50代の方は人生設計について色々と調べると思います。定年後の生活を考えると不安になってきますよね。
否が応でも、ライフプランについて考えざる得ないと思います。
ライフプランは将来に向けた重要な人生を設計です。
人生において当たり前のように、就職や結婚、子どもの教育、住宅購入など、さまざまなイベントが発生し、そのイベント毎、お金が必要になってきますよね。
どうやって乗り越えようか考えた時、一番に思いつくことはお金です。
人生における各種イベントに対してお金を準備しておく必要があります。また、想定できる事はある程、柔軟に対処できますが、病気や災害といった想定外の事態に対しては本来なら備えておく必要があります。
これらの人生のイベントに対して、ノーマークで一切目を向けなければ、後手後手に回って自転車操業的な動きになり貧乏道まっしぐらとなってしまいます。
もう、お分かりだと思いますが、このようなライフプランは、お金と密接な関わりを持っています。
なので、ライフプランを少しでも考えた人は資産運用について少しは見た事や聞いた事があると思います。
具体的なイベントとお金を結びつけて考えると以下のとおりです。
1.就職は収入と関わりを持ちます。
2.結婚は費用として大きな支出があります。
3.子どもを作ると出産や子育て・教育に大きな支出があります。
4.住宅は持ち家又は賃貸にするにせよ、購入費用・賃料として支出があります。
5.転職は収入と関わりを持ちます。
6.老後は収入が減るので支出の割合が大きくなります。
以上の事から、「じゃあどうしたらいいの?」ってなると思います。はっきり言ってライフプランを考えたところで何も変わらないことを早くから気付かなければなりません。
大事なのは、自分の将来の収入や貯金を明確にする事が大事です。
結局のところ、本業で稼ぐか、副業で稼ぐしかありません。
サラリーマンが辞めれないのなら、副業でなんとかするしかライフプランを充実させる方法はないのです。
貯蓄と投資の違い
では、副業を考えた人を焦点にライフプランを踏まえ、実際にどのようにお金を準備していくかを考えてみましょう。
将来に向けてお金を準備するには、「資産形成」を行っていくことになりますが、「資産形成」には、「貯蓄」と「投資」の2つの方法があります。
「貯蓄」とはお金を蓄えることで、銀行の預金などがこれに当たります。
一方、「投資」とは利益を見込んでお金を出すことで、株式や投資信託などの購入がこの「投資」に当たります。
銀行などに預けている普通預金などは、基本的に「自由に引き出せるお金」で、すぐに必要となるお金です。そのようなお金は「貯蓄」の形で、持っておくことをオススメします。
一方、教育や老後資金など、今すぐに必要にならなくても将来、必ず必要になるお金は、株式や投資信託などを利用した「投資」の形で、長い期間をかけて少しずつ増やしていくことをオススメします。
これらの「投資」の形で持っていると、お金として引き出して使うためには、多少めんどうな手続きが必要です。
しかしながら、値上がりや利益の分配などを通じて、預貯金よりも利益を得られる可能性が高いという性質があります。一般的には、ある程度、先を見越した備えのために活用するのに向いています。
筆者がオススメするのは「投資」です。
投資の種類について
ここまで、読み進めた方は、すでに投資に興味がおありと見越しています。
ちなみに読者さんは投資の種類をいくつほど知っていますか?
一口に投資と言っても、投資の種類、投資対象は様々です。商品ごとにリスクやリターン、投資期間なども様々です。
では、どれに投資すればいいの?ってすごい悩みます。一番良い投資商品って何?って思うかもしれませんが、一番良い投資の種類というのはその人の資産状況や投資目的によって異なります。
大きくはその人の好みや捉え方なので一概に何がオススメとは言えませんが、個人的には仮想通貨はイマイチ理解できてないので筆者は紹介できません。
投資の種類について
投資をする上で以下の2点について考えなければいけません。
1.「投資の目的」
2.「リスク」
何のために投資をするのか、またどのくらいの期間でどのくらいの目標額を考えているのか、ということは特に重要です。
また、そのために自分が許容できるリスクはどの程度なのか、という事が投資を考える上でとても重要です。
筆者は40代で結婚して子供がいます。筆者が20代で未婚の時に投資する目的と現時点で投資するのでは目的が大きく変わってくると思います。
このように、投資というのは万人にとってこれがおすすめ!というものはなく、それぞれの目的とリスク許容度があった上で最適な投資商品が決まります。
それでは、ざくっとではありますが下記の表の通り、投資の種類について紹介します。
投資対象 | リターン (1~5) |
リスク (1~5) |
特 徴 |
株式投資 | 5 | 5 | 株価の変動が大きいため ハイリスク・ハイリターン ただし、投資額以上の損はしない。 |
仮想通過 |
5 | 5 | 数年で価値が数倍になりえる反面、 大きく下落するリスクもある。 |
FX(外国為替取引) | 4 | 4 | レバレッジがかけられるので 少ない資金で大きな投資ができる。 逆を言えば大損する可能性も秘めている。 |
不動産投資 | 4 | 3 | 安定した家賃収入があり、 将来の不労所得や年金対策になる。 また、生命保険代わりや節税効果など メリットは多い。ただし、換金性は低い。 |
投資信託 | 3 | 3 | 国内・国外問わず様々な 金融商品の中から選択可能。 運用もプロに任せることができる。 |
ETF (上場投資信託) |
3 | 3 | 投資信託そのものが上場されたもの。 いつでも取引可能で、手数料も比較的低め。 |
REIT (不動産投資信託) |
3 | 3 | 少額から行える不動産投資 リスクも低めで、高い利回りの投資商品 であるため、個人投資家から人気 |
金 | 3 | 3 | 世界で価値が共通に投資対象 鉱物なので存在量に限りがあり 無価値になることはないが、 預貯金や株式と違い、利息や配当を生まない。 |
個人向け社債 | 2 | 2 | リスクが少なく、満期まで保有すれば 決まった利息が受け取れます。 個人向け国債よりは、 もう少しリターンを得たい人向けです。 |
iDeCo (個人型確定拠出年金) |
2 | 1 | 毎月一定額の拠出を行い、 60歳以降に年金や一時金として 受け取る制度 様々な税制優遇がある。 |
個人向け国際 | 1 | 1 | リスクがほぼなく、 安全に資産を増やすことができる。 銀行預金より利率がもので 運用したい人向け。 |
株とFXの比較分析!成功するための始め方
ここまで読み進んできた読者の方で、「ある程度リターンはほしいが、リスクは回避したい」と思っているあなたはこれ以上読み進む価値はあります。
今から説明します。
結論を言いますと、投資を本業にするには株かFXか仮想通貨か不動産投資がいいのです。しかしながら、普通の会社員が不動産投資に手を出すにはリスクが高いです。人脈があれば別ですが、美味しい不動産は人を介してじゃないと手に入りません。また、仮想通貨も下落が予想つきにくいのでリスクが高いです。
となると、ある程度のリターンを得ながら投資をするには株かFXがおすすめなのです。
では株とFXはどう違うの?いったいどっちが簡単で儲かるの?」と疑問を抱いて迷っていませんか?
お答えします!株もFXも得られるリターンの可能性はそう大きく変わりありませんが、初心者が初めてやる投資としてはFXの方が圧倒的にハードルが低いです。
実際、「価格が上がるか下がるか」を予測して売買するという点では両者は同じですが、まずその予測対象の数からして、東証だけでも3,500種類以上もある株とせいぜい50種類程度の通貨しかないFXでは大きく異なっています。
さらに、最初に必要な最低資金も、株の場合は数万円(安心して買える大手企業の株だと数十万円)は必要なのに対し、FXは最低5千円程度(証券会社による)からはじめることが可能である等、様々な点で両者のハードルには差があります。
株とFXの比較・分析
株 | FX | |
投資対象 | 個別企業 | 各国通貨 |
分析対象の数 | 3,500社以上(東証) | 30通貨程度 |
必要な知識 | 企業・業界、財務・会計など | 世界経済、為替、通貨など |
必要な最低資金 | 数万円~ | 数千円~ |
取引可能時間 | 平日9時~11時半及び 12時半~15時 |
平日24時間 |
1日の値動き幅 | 1%~30%程度 | 0.5%~2%程度 |
売買差益以外の利益 | 配当金、株主優待 | スワップポイント(金利) |
初心者にFXをおすすめる8つの理由
株もFXも得られるリターンの魅力はさほど変わりません。
しかしながら、FXには、株に比して以下のような8つの大きな魅力があります。投資初心者の方でも勝つためのハードルが低いのはFXだといえます。
1.平日24時間取引可能(株は9-11時半、12時半-15時の合計5時間のみ)
2.最大25倍のレバレッジ(株は最大3.3倍まで)
3.取引コストが安い
4.選択肢が少なくシンプル
5.中長期的なトレンドが予測しやすい
6.情報量が多く入手が容易
7.流動性が圧倒的に高く、公平性が高い
8.デモトレードで練習が可能
いかがでしょうか?「FXの方がハードルが低そう」と感じると思います。この8つの魅力は、初心者が投資を始めるにあたり、非常に好条件だと思います。また、筆者が初心者の方にFXをおすすめする理由そのものです。